初めてのSalesforce開発で感じたこと。

こんにちわ。

Salesforceの開発を始めてから早3ヶ月。

ようやくなれてきたものの、まだまだわからないことばかりです。

そんな私が恐れ多くもForce.com Advent Calendarに参加し、

こうしてブログを書くことになりました!!!

どうか暖かい目で見てくださいw

 

作り始めて感じたこと。

現在、Salesforceで社内販売管理システムの改修を一人で行っています。

担当するシステムは、商談発生〜受注〜納品・請求までを管理するものです。

現行のシステムを作った人がアドバイザでついてくれていますが、

一人で日々、悪戦苦闘、試行錯誤しながら開発をしています。

 

 Salesforceで開発を初めてからすぐ思ったこと。それは、

「どうすれば使いやすいシステムになるか?」

ということでした。

 

私が引き継いだ販売管理システムは、

一部、Salesforceの標準オブジェクトを使ってはいますが、

会社のビジネスフローに合わせるため、

ApexやVisualforceを多く使って構築されていました。

 

作り始めてすぐ、簡単にシステムが導入できる反面、

「これは作り方によっては、ユーザにとって、

使われない・使いにくいシステムになってしまうのではないか」

という危機感も同時に覚えました。

 

使われない・使いにくいシステムになる原因とは?

せっかく苦労して作ったシステムが

使われない、使いにくくなる大きな理由の一つとして、

ユーザ中心ではなく、システムを中心とした観点で

設計が行われてしまうからということが言えると思います。

 

利用者がシステムに合わせて、操作・行動しなくてはならず、

画面を行ったりきたりしながら、頭の中で情報をつき合わせて作業する。

 

せっかく効率よく仕事するためにシステムを導入しているのに、

毎回こういう作業をしていたら、時間も労力も無駄に消費してしまいます。

 

ユーザの観点を無視し、Salesforce自体の機能や制限に依存した設計をすることで、

上記のようなサポートやトレーニングコストのかかるシステムを作りかねません。

 

この件について、同じ技術部の先輩に話したところ、

「UX(User Experience)」という言葉を教えてもらいました。

 
UXについて

「UX(User Experience)」

=利用者自身の体験に基づいて、使いやすさを向上させていくこと。

 

業務に必要な機能を備えていることも大切ですが、

ユーザが使いやすく、なるべく最小のステップで目的を達成できること、

また使っていて「気持ちいい」とか「楽しい」というプラスの感情を持てること

がシステムには重要だということを改めて認識しました。

 

「どうせ社内のシステムだから、無理矢理使わせればいい」という考えではなく、

UXを意識することで、無駄な操作の削減により、

生産性の向上→→→会社の売上にもつながると考えます。

 

そして・・・

私も勉強段階ですので、ユーザ中心の設計やユーザエクスペリエンスの

ベストプラクティスについては、明確な答えはありません。

ただ、以下のことを大切にこれからも開発を続けていきたいと思います。

  1. Salesforceをよく知ること。
  2. 会社の業務フローをよく知ること。
  3. ユーザの行動をよく知ること。会話すること。
 
また、今年はSalesforceに慣れることや会社の業務を知ることがメインになり、
ユーザがプラスの感情を持つような製品作りができなかったように思いますので、
来年に向けて、Developerサイトやコミュニティを活用し、
更に知識を蓄えていけたらと思います。
 
 今はまだ芽が出始めたばかり・・・
↓こんな感じ?

技術的なことが書けず、少し情けない内容になってしまいました。
最後まで読んでいただいた方には、お礼申し上げます。 
 
 
※この記事はForce.com Advent Calendarに参加しています。